装置紹介


合成準備

電子天秤

めのう乳鉢

TIG溶接装置

グローブボックス

原料粉末の秤量に使用します。 原料粉末の混合や、焼結試料の粉砕に使用します。 精密なアークプラズマ溶接が出来る装置です。 中はアルゴン雰囲気であり、空気中で不安定な物質も取り扱うことができます。

プレス器(1)

プレス器(2)

静水圧プレス

封じ切り装置

粉末からペレットを作製する際に使用します。試料に一軸プレスをかける際にも使用します。 粉末を棒状に成型することができます。FZ法や一方向凝固法で使用します。 試料を石英管内に封入することができます。石英管内部は真空にすることも、低圧の気体で満たすこともできます。

電気炉

乾燥機

マッフル炉(小)

マッフル炉(大)

約65℃の低温で運転しているオーブンです。器具やシリカゲルの乾燥に使用しています。 1100℃までの温度で試料の熱処理が行えます。空気中での合成や、石英アンプル中の試料合成に使用します。現在、16台が稼動しています。 空気中、1100℃までの温度で試料の熱処理が行えます。現在、4台が稼動しています。

溶融凝固炉

シリコニット炉

管状炉

垂直方向に温度勾配がつけられる電気炉です。溶融凝固バルクの作製などに使用します。現在、3台が稼動しています。 空気中、1300℃までの高温で熱処理できる電気炉です。 酸素などのガス気流中、1100℃までの温度で熱処理が行えます。主に、アニール(試料の酸素量の調節)に利用されます。現在,6台が稼動しています。

特殊合成装置

雰囲気制御縦型管状炉

高圧酸素アニール装置

高圧合成装置

超伝導マグネット(1)

超伝導マグネット(2)

酸素などのガス気流中、溶融凝固バルクが作製できる管状炉です。 200atmの高圧酸素中でアニールを行う装置です。 約10000 atmの高圧下で合成を行う装置です。新規超伝導体の探索などに利用します。 8 Tまでの磁場を発生できます。レーザーFZ炉などに取り付けて、磁場中単結晶育成が行えます。 10 Tまでの磁場を発生できます。結晶の向きを磁場によって揃える、磁場配向に利用されます。

FZ炉(1)

FZ炉(2)

小型FZ炉

レーザーFZ炉

一方向凝固炉

赤外集光フローティングゾーン(FZ)法によって単結晶を育成する装置です。不純物の混入のほとんどない、棒状の大型単結晶が育成できます。 レーザー光加熱によるFZ炉です。磁場中育成も可能です。 棒状の溶融凝固バルクを育成できる装置です。

試料加工

アイソメット

クリスタルカッター

ラボカッター

溶融凝固バルクなどの試料の切り出しに使用します。 単結晶試料などの切り出しに使用します。 アルミナ管などの切断に使用する大型のカッターです。

ワイヤーソー(1)

ワイヤーソー(2)

精密ワイヤーソー

ダイヤモンド研磨粉のついたワイヤーを用いて切断を行う装置です。単結晶試料などの精密な切断に使用します。

研磨台

自動研磨器

クイックコーター

マウンティングプレス

試料表面を滑らかに研磨することができます。 試料表面を自動で研磨することが出来ます。 試料表面に銀、金などの金属をスパッタ蒸着する装置です。 試料を樹脂内に固定する装置です。

観察

双眼実体顕微鏡

偏光顕微鏡

レーザー顕微鏡

走査型電子顕微鏡

試料に測定端子を付けるなど、細かい作業に利用します。現在,2台が稼動しています。 偏光を用いた光学顕微鏡です。結晶粒の境界や結晶の向きがわかります。 3次元情報が分析できる光学顕微鏡です。レーザーを使用するため約1μmの高い分解能を持ちます。 電子線を照射して試料表面の組織を観察する顕微鏡です。分解能は数十nmです。元素分析も可能です。

組成・物性評価

粉末X線回折装置(XRD)

単結晶X線回折装置(ラウエ)

熱重量測定装置

粉末試料や単結晶試料の成分の同定、格子定数、結晶性などの評価に使います。 試料が単結晶であることを確認し、結晶軸の向きを知ることが出来ます。 TG-DTAとも呼びます。高温下における試料の質量変化、吸熱、発熱などを調べることが出来ます。試料の酸素不定比性の評価や、反応温度を調べるために使用します。

磁気光学像撮影装置(MO)

SQUID

PPMS

磁束密度を可視化する装置です。超伝導体への磁束の侵入の仕方から、異方性などの評価ができます。 1.8 K〜室温の磁化率を測定する装置です。5 Tの磁場をかけられます。超伝導体や磁気抵抗材料の転移温度、超伝導体の臨界電流密度の決定などに利用しています。 1.8 K〜室温の電気抵抗率を自動で測定する装置です。8 Tの磁場をかけて測定できます。超伝導体の臨界磁場や、磁気抵抗材料の磁気抵抗の決定などに使用しています。

低温抵抗率測定装置

高温抵抗率測定装置

レーザーフラッシュ

4.2 K〜室温の電気抵抗率を測定する装置です。四端子法で測定します。 室温〜1100℃における電気抵抗を測定する装置です。 レーザーパルスを周期的に照射することによって、熱電変換材料の熱伝導度が測定できる装置です。

その他

液体窒素

液体ヘリウム

ヘリウム回収パイプ

ヘリウムバルーン

スーパーペンタゴン

77 Kまで冷却出来る寒剤です。いろいろな装置に使われています。 4.2 Kまで冷却できる寒剤です。超伝導を利用した装置や、低温測定を行う装置で使用されています。 装置から蒸発するヘリウムを回収するためのパイプが建物に備え付けられています。 回収したヘリウムを一時的にためる風船です。ヘリウムがたまると部屋いっぱいまで膨らみます。 奥に置いてある正五角形の棚です。K教授のコレクションが並べられています。


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